金融機関で取り扱う預金商品には様々なものがあり、自由にいつでも預金を出し入れできる普通預金や、一定期間預金を出し入れできなくなる定期預金があります。その分、定期預金 金利は預金期間が拘束される代わりに、普通預金に比べて高く設定されています。
さらに、定期預金にもいくつかの種類があり、一般の定期預金よりも高い金利を得られる商品もあります。しかしそれらの商品には、それなりのリスクがあり、国内外の金融情勢や金融機関の資産運用状況により資産が元金割れする可能性があるということを知っておく必要があります。
具体的な例としては、「外貨定期預金」や「仕組み預金」があります。「外貨定期預金」は日本国内よりも高い金利が付く外貨で定期預金を行うものです。「外貨定期預金」は預金期間中は高い金利が付加されるので、満期時に元金割れすることはありませんが、日本円に変換する際に為替レートの影響を受けるので、場合によっては元金割れする可能性がある商品です。
「仕組み預金」は一見高い金利が設定されお得な定期預金に見えますが、金融機関による様々な条件が設定されるので注意が必要です。金融機関の運用状況により満期期間が変更になったり、予定通り満期を迎えても、金融機関に利益が出なければ金利に反映されないなどの条件があり、最終的に元金割れする可能性があります。
これらに比べて、一般型「定期預金」は元本割れするリスクが無い商品で、私たちが安心して利用できる金融商品です。「外貨定期預金」や「仕組み預金」より金利は低いですが、確実に利息を得ることができるメリットがあります。
近年の国内の金利は非常に低くなっており、満期時の金利付加分も少ない状況です。そこで定期預金をうまく活用するためには、今は短期型の定期預金を選ぶことをお勧めします。例えば、1年満期のものであれば、一年ごとに更新するので、金融情勢の回復により金利が上昇した場合に預け替えなどの対応が可能になります。
